たった半年のアメリカ留学で英語力が向上したのか大公開!
「留学して実際に英語が伸びるの?」
「どれぐらいの期間で具体的にどうやって伸びるの?」
今回はこういった質問に
只今アメリカ留学中の僕が実際の変化の推移と
こうしておけば良かったというアドバイスも含め紹介していきます。
ちなみに価値観の変化や学んだこともこちらで書いているので、ぜひチェックしてみてください!
◎英語力
多くの人にとって留学の1つの目的となる、「英語力」
今回は「英語力」と言っても
コミュニケーションに必要な「Speaking+Listening」に注目して紹介します!
1カ月
留学した最初の1カ月は正直、ストレスとの闘いです。
聞こえない、話せない。
授業が始まったり、友達を作ったり忙しくする中でなかなか英語を使いこなせず、もどかしい思いだらけの日々でした。
ネイティブのルームメイト達(イギリス人)の話していることがわからなくて会話で浮いてしまう。
授業も何を言っているのかわからないから、ノートは単語が並んでいくだけ。
全くもって理解が出来ず、正直苦しかったです。
ーアドバイスー
最初の1カ月は多くの留学生にとって新しい環境に適応する大変さと英語のストレスの闘いがあります。
そこで思うのは、せめてリスニングのストレスを留学前に失くしておけばよかった!
自分にとって最大のストレスは英語を話せないことより、耳に入る音全てが英語だったことです。
スピーキングは自分主体なので、ゆっくり話をしてもなんとか会話をすることが出来ますが、
リスニングは相手主体なので、理解出来なければ聞こえる音全てが雑音になってしまうので、せっかく話をしてくれても会話を続けることができません。
だから、日本にいる間に英語を聞いて聞いて、出来るだけ英語の耳慣れをしていると耳のストレスを減らして、上手く海外生活に順応できると思います!
2~3カ月
友達やルームメイトとの会話で少しづつ会話が出来るようになっていきました。
生活や英語においても、慣れが少しづつ出来る頃です。
友達が増え、友達と話す時間が増えていく中で、
「これなんて言えばいぃんだぁ!!」と詰まりながらも、短文ながら、英語が少しづつ話せた時期。
ただ、授業はまだまだ英語が聞き取れず、単語が並ぶノートのままです(笑)
時々なんか聞こえたぞ、ラッキーレベルです(笑)
ーアドバイスー
英語が話せるようになった理由として、「ネイティブではない友達が出来た」ことがあります!
やっぱりネイティブの友達の方がきれいな英語が学べて良い!
という意見もあると思いますし、僕もそう思っていました。
ただ、ネイティブの会話では8割~9割を英語が話せるネイティブが話すので、自分の話す機会が減ります。
1対1の会話で相手の英語が聞き取れず、何度も聞き返すのを気にしてしまって会話が止まったり
さらにはネイティブ複数人との会話になると、スピードが速くてネタも英語も理解できず、
常に笑うのみ。
そんな時、3カ月目で友達になった子が韓国や中国の友達でした。
非ネイティブはお互い英語の話せない気持ちもわかるし、比較的英語をゆっくり話すことが出来ます。
また、自分の話す時間と聞く時間が50対50ぐらいなので
より多く英語を話す機会が出来ます。
英語の上達という観点では、ネイティブ・非ネイティブそれぞれの強みを上手く活かしていくことが重要です!
5カ月
ここでようやく、英語のブレイクポイントを1つ乗り越えた時でした。
大きなブレイクスルーになったのは、スピーチクラスで上手く発表が出来たことです。
このクラスでは5回のスピーチで成績が評価されるのですが、この成功したのが最後の5回目でした。
それまでの4回は笑いを取りに行っても、ひたすらネイティブにガン見されるだけ。
そんな苦しい時間をなんとか乗り越えたお陰で、
スピーチでクラスを笑わすことが出来、自分の中で大きな自信になりました。
この経験から言えることは、とにかく成功体験を積むこと。
それを積むための機会を出来るだけ作ることだと思います。
ーアドバイスー
スピーチクラスの授業を取ることを強くお勧めします!
個人的には「英語を話せた!」というブレイクポイントを作ることが大事です。
なぜなら、そういった成功体験を積むことで英語に対しての自信を強く持つことができ、多くの日本人が持つ「英語が話せない自分のバリア」を壊すことが出来るからです。
大体のクラスで発表やスピーチがあるのですが、チームでの発表となると現地学生が配慮して勝手にやってくれるパターンが多いです。
一方で、スピーチクラスは個人スピーチなので、自分がやるしかないです。
正直、みんな恥ずかしいのでやりたくないと思います。
だからこそ、それを成功体験に出来れば、かなり大きな自信に繋がります。
6カ月
そして今!英語の会話は基本的に困らなくなりました。
最初は嫌で意図的に出なかった英語での電話は躊躇することがなくなりました。
さらに、授業でも単語ではなく文章としてノートが取れるようになりました。
とはいえ、ネイティブの会話に参加できるかと言えば、それはまだまだ無理です(笑)
イギリス人ルームメイトが話している姿はまだまだ宇宙人の会話のようです。
(追記)
10カ月
そして、追記で今の10カ月目の状況を伝えると
- ロングセンテンスを作ることが出来るようになった
- リスニングで相手の言っていることが8割聞こえるようになった
正直最近まで文章を作るにしても、文章が中々つながらず、短いセンテンスの集まりでした。
しかし、単語の勉強で独り言を続けたお陰か、文章がどんどん長くなってきました。
さらに、発音の練習をしたお陰で、リスニングが8割方聞こえるようになりました。
自分が長いセンテンスを作ることが出来るので、相手の長いセンテンスも聞こえるようになっています。
本当にコミュニケーションって、鏡だなと思います。
聞ければ、話せる。話せれば、聞ける。
ーアドバイスー
発音は超大事、絶対練習すべき!
最近ある程度話せるようになって感じるのが、ネイティブと話していて聞き返される要因1番が発音。
そのことに気づいて、言語学を専攻している友達に発音方法を聞いて練習した結果、
リスニングで「あっ、今のRだったな」なんてことに気づいたり
単純に相手の言っていることが聞こえやすくなりました。
留学に行けば自動的に英語が伸びるなんてことはない!
留学の経験から言えることは
留学するだけで英語が飛躍的に伸びるかと言われれば、答えは“No”です。
会話がAll Englishだから、耳慣れが出来たり、ボキャブラリーが少し増えます。
ただ、究極最低限の単語だけでも生活は出来るので、ペラペラと言われる程に話せるようにはなりません。
前のセメスターで、課題に追われていた時、朝起きて、授業にいって、図書館で勉強をして、簡単に買い物をして、夜ご飯を食べて、勉強をして、寝る。
なんて日々がありましたが、そんな日が続くと、英語を読む・聞く・書くことはしても、全く英語を話さなくなります。
ただ生きてはいけます。
そして、今友達がいる状況でも、話せば話すだけ英語が聞けたり、話せたりしているかと言われればそうではありません。
これはスポーツと同じで、「試合だけでは上手くはならない」ようなものです。
友達との会話(アウトプット)という「試合」だけでは、成長はするけど
英単語やリスニング練習(インプット)という自分の弱点に合わせた「練習」
をしないと弱点補強が出来ないので、「試合」で結果を残すことは出来ません。
〇まとめ
以上、半年間の英語力の変化(+追記)についてでした!
結論、英語力は留学に来ただけでは飛躍的には伸びない。
留学に来てもインプットを続けることで、より曲線的なカーブに伸びていく。
これは絶対的だと思います。
正直、これに気づいたのは自分自身5月ぐらいだったので、これから留学に行く方には
このことを忘れず英語の勉強を継続してもらえたらより英語力に対して満足度の高い留学になると思います!