アメリカ人から学んだ、日本語【やいかがし】
みなさん、「やいかがし」って知ってますか?
僕は全く知りませんでした。ちなみに日本文化です!
今日も日本語チューターに行くと、アメリカ人のエイデンが来てくれました。
エイデンはこの前、「は」と「が」の解説をしてくれた学生です。
そんなエイデンが、ふと日本語の授業で学んだことから質問をしてくれました。
「『やいかがし』を学んだんだけど、あれって本当にするの?」
「やいかがし?」
うん?それはなんぞや?
自分のアホがばれてしまうんですが、これは節分に関する言葉なんですね。
授業のテキストを写メらせてもらったんですが
“やいかがし”とは、ヒイラギの木の枝にイワシの頭をさしたもの。
鬼はヒイラギの葉のトゲげ嫌い。
イワシの頭はくさいから鬼がにげていくという。
全く知らなかったですね(笑
個人的にこの、日本人の僕が知らなくて、アメリカ人の彼が知っている現象が物凄く面白いなと思いました。
だって、日本で生まれ育った自分よりも
日本語を習っている彼の方が日本文化を知っているんですもん。
海外に行ったり、日本で外国人と日本の話をすると、忍者や侍、アニメのような
THE日本の鉄板ネタが話のトピックになりますけど
ここまでディープな日本文化となると、彼が知ってる嬉しさを超えて、驚愕でしたよね(笑
でもそんなことまで勉強して、日本文化を知りたい!と考えてくれている
彼のような人にいつか日本で先生になって、
自分の子どもに熱のこもった日本文化の授業をしてほしいなと思った
水曜日の朝でした(笑