日本人学生は米国大学の授業についていけるのか!?
第2回の投稿はアメリカの授業について!
秋セメスターが終わって、日本育ちの僕が授業についていけたのでしょうか?
先に留学に行く前にどれぐらいの英語力だったのか紹介しておくと
この数字の解釈は見てくれた方にお任せしますが、
スピーキングとリスニングの自信はなかったのが僕の正直な気持ちです(笑
◎結論 無理!最初は!
授業内容や先生の英語のスピード・アクセントによりますが、
白板に書いたり、パワーポイントで文字に起こしてもらわないと
最初は、正直先生の言っていることは何もわかりません。
音の変化や脱音等、何が起こっているのかもよくわからないし
抑揚は激しいわで
常に疑問符が付きっぱなしの毎日の授業でした。
さらに、僕がとった社会学の先生は早口で有名で、脱線の小話も多かったのでカオスな状態でした。笑
そんなこんなで
◎秋セメスターが終わって、、半分以上は聞き取れる!!!
ようになりました。詳しい状況を言うと
・聞きなれた先生の英語は、慣れで先生の話す半分以上は聞き取れるようになる
・生徒(聞きなれない英語)の発言はまだ聞き取れない
やはり慣れはデカいです。先生の英語を週に2回聞いているとなんとなく先生の英語に耳が慣れてきます。
なので、最初英語が聞き取れなくても焦らなくて大丈夫です!
(解決策は後述します!)
一方で、慣れない生徒の英語、特に僕がいるアトランタ独特の南部なまりを持つ生徒の英語はかなり聞き取りづらいです。
一種の音楽を聴いているような感覚になるあの英語は一生聞き取れない気がします(笑
◎成績もなんとか
留学に行く前、成績を落とすと強制帰国という情報を聞いていたので不安を感じてはいましたが(よっぽどじゃないと大丈夫です(笑))、
助けを求めればしっかりとサポートをしてくれますし、英語も少しづつ理解できるので単位は取れるかと思います。
1000番台(1000番台は主に1,2年生、3000/4000番台は主に3,4年生がとります。)を中心に履修しましたが、3.9/4の成績を取ることが出来ました。
友達の日本人学生も同じような成績だったので、サポートを受けつつ、みんななんとか授業についていけています。
◎授業についていくためにしたこと
さっき言ったような先生や大学のサポートだけでなく、留学前に大学の先生に勧められ実際に自分が実践して上手くいった授業の乗り切り方を紹介します。
①先生に自己紹介
最初の授業の終わりに、挨拶をしにいきましょう!
名前と国、自分の英語の状況を伝えておきます。
それを伝えたことで、チューターや録音の許可をもらうことが出来ます。
現地学生でも部活をしてる学生等、ヘルプをいずれもらえるように、何人か同じように「Let me introduce」と自己紹介している学生もいました。
②1番前の席に座る
これの狙いは、もちろん先生の視界に入ることで先生の印象に残りやすいのもあるのですが、それ以上に、先生の口元がはっきり見えると英語が聞き取りやすいからなんです!
これは大学の先生に教えてもらった方法なんですが
留学に行く前はそんなバカな~
と思っていたのが嘘のよう。
耳だけでは無理でも、相手の口を見て耳の補強をしてあげるだけで
なんと英語がわかること。
これは超おすすめです!
③授業の録音
シラバスに授業の録音はダメと書いている先生が多いですが、
自己紹介の時に事情説明をするとOKしてくれる先生がほとんどです。
授業後に聞くことで復習が出来ますし、先生の英語の耳慣れにもなります!
また、テスト前の強い味方になります!
④チューターについてもらう
授業によっては、その授業専属のチューターがついてくれます。
先生のサポートだけでなく、生徒へのサポートも担当してくれるんです。
実際僕は毎授業後に1時間程、時間を設けてもらって授業の分からなかった所を分かるまで解説してもらっていました。
⑤テキストを授業前に読んでいく
授業では宿題としてリーディングを読んでいかないといけません。
ただその量が尋常じゃなく多い。
クラスの分だけその量が増えていくので、週によっては100ページを超える時もあります。
それでもそれをなんとか読んでいくだけで、概念や関連ワードを理解していることから、なんかこれ聞いたことある!と授業の理解が進んだり、自信にもつながります!
授業の難易度、自分のモチベーションに応じて、力を注ぐ授業を選びながらテキストを読んでいきましょう!
◎まとめ
最初は不安しかありませんでしたが、先生にお願いすれば色々なサポートをしてもらえるのがアメリカの大学の良さです!
サポートをお願いすることで、先生にも名前を憶えてもらい仲良くなれるので、ぜひ今回紹介した他の方法も試してみてください!
Have a nice day!